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鹿児島高専の偏差値68・学科・倍率・制服
鹿児島工業高等専門学校
- 偏差値
- 68
- 学科の構成
- 1学科/3類
- 入学定員
- 200名
- 制服
- 任意

鹿児島工業高等専門学校(鹿児島高専)は、鹿児島県霧島市にある国立の高等専門学校です。高等専門学校は、中学校を出た人が入る5年制の学校で、高校ではなく大学や短大と同じ高等教育機関にあたります。1年生から専門の授業が始まり、5年間そのまま進むので大学受験をはさみません。卒業後はおよそ6割が就職しますが、4人に1人は大学の3年次に編入学します(令和6年度・国立高専51校)。
学科は創造デザイン工学科の1つで、入学したあとに中の系やコースへ分かれます。入学定員は200名です。

鹿児島高専で学べること(学科・コース)
鹿児島高専の学科は創造デザイン工学科の1つです。入学したあとに、中の系やコースに分かれます。どの分野に進むかを1年ほど見てから決められるのが、学科が分かれている高専との違いです。
| 学科 | 入学定員 |
|---|---|
| 創造デザイン工学科 | 200名 |
合計の入学定員は200名です。
類とコース
Ⅰ類(高度情報専門人材育成):コンピュータサイエンスコース/データサイエンスコース
Ⅱ類(高度創造専門人材育成):知能ロボティクスコース/先進エレクトロニクスコース
Ⅲ類:都市環境デザインコース
令和8年度から新学科「創造デザイン工学科」がスタートしました。1学科・3類・5コースで、受験時に類を選び、1年次はすべての類で共通のことを学びます。2年次からのコースは1年次の成績と希望をもとに決めます。令和7年度以前の入学生は機械工学科・電気電子工学科・電子制御工学科・情報工学科・都市環境デザイン工学科の5学科です。
鹿児島高専の偏差値
鹿児島高専の偏差値は68です。偏差値の分かる高専57校のなかで8番目にあたります(同じ68の高専が4校あります)。
偏差値の近い高専は次のとおりです。
| 偏差値 | 高専 |
|---|---|
| 70 | 徳山高専 山口県・国立 |
| 70 | 明石高専 兵庫県・国立 |
| 69 | 久留米高専 福岡県・国立 |
| 69 | 大分高専 大分県・国立 |
| 69 | 奈良高専 奈良県・国立 |
| 69 | 熊本高専 熊本県・国立 |
| 69 | 群馬高専 群馬県・国立 |
| 68 | 佐世保高専 長崎県・国立 |
| 68 | 岐阜高専 岐阜県・国立 |
| 68 | 石川高専 石川県・国立 |
偏差値は模試各社の参考値で、公的機関の発表ではありません。実施している会社によって数値が違います。合否の判断は、学校が公表している倍率と、通っている塾・中学校の資料を優先してください。
鹿児島高専の入試(倍率と選抜のしかた)
国立高専の入試は、推薦による選抜と学力検査による選抜の2つが柱です。学力検査は全国51校で同じ問題を使い、国語・社会・数学・理科・英語の5教科で行われます。住んでいる都道府県は関係なく、公立高校の入試より前に結果が出るので、公立高校との併願ができます。
入試の倍率はここ数年1.4倍を超える競争率です。
国立高専には「最寄り地等受験制度」があり、志望する高専まで行かなくても、全国51校とその会場のどこでも学力検査を受けられます。利用するには事前の相談が要ります。
鹿児島高専の制服
鹿児島高専には制服がありますが、着るかどうかは選べます。

学生心得に「学生は学生準則第15条に基づき、制服又は制服以外の服のいずれでも着用することができる」とあります。制服はあるが、着るかどうかは選べます。1〜3年生には頭髪の決まりがあり、パーマ・染色や脱色・ピアス等のアクセサリーは不可です。
高専は制服のある学校とない学校がはっきり分かれます。ある学校でも「3年生まで」という決め方が多く、4年生からは自由になります。
鹿児島高専にかかるお金
国立高専の入学料と授業料は、独立行政法人国立高等専門学校機構の規則で全国どこでも同じ額に決まっています。入学料は84,600円、授業料は年額234,600円(半期ごとに117,300円)です。
| 入学料 | 84,600円 | 入学のときだけ |
|---|---|---|
| 授業料 | 234,600円 | 年額(半期117,300円) |
1年生から3年生は高等学校等就学支援金の対象で、この支援金が授業料に充てられます。4年生と5年生、専攻科は高等教育の修学支援新制度の対象になります。このほかに教科書代・教材費・学生会費などがかかり、その額は学校と学科で変わります。
鹿児島高専を出たあと(就職と進学)
高専を出たあとの道は、就職と進学の2つです。進学は大学の3年次への編入学か、高専に置かれた2年制の専攻科への進学で、大学入学共通テストは受けません。編入学試験は大学ごとに日程が違うので、複数の国立大学を受けられます。
| 就職と進学の割合 | 就職がおよそ6割、進学がおよそ4割 |
|---|---|
| 進学4割の内訳 | 大学への編入学が25%、高専の専攻科への進学が15%(令和6年度・本科卒業者) |
| 就職率 | 99.0%(令和6年度・本科卒業者のうち就職希望者) |
| 求人倍率 | 20倍を超える |
| 高専生のための大学 | 長岡技術科学大学・豊橋技術科学大学 |
国立高専51校をまとめた数字です(国立高等専門学校機構「概要(2025年度)」)。学校ごと・学科ごとの数字はこの下に載せています。
令和8年3月の卒業生は184名(うち女子31名)です。進学を希望した63名も就職を希望した120名も、全員が決まりました。学校に届いた求人は8,054件で、就職希望者1人あたり67.1倍にあたります。就職先には東海旅客鉄道(JR東海)、旭化成、ダイキン工業、三菱重工業、本田技研工業、ソフトバンク、ファナック、ニコン、中部電力、東京エレクトロン、サントリーホールディングス、アマゾンジャパン、鹿児島市役所などが並びます。進学先は鹿児島工業高等専門学校の専攻科がいちばん多く、鹿児島大学、熊本大学、九州工業大学、九州大学、筑波大学、長岡技術科学大学、豊橋技術科学大学、宮崎大学、室蘭工業大学、奈良女子大学などへ編入学しています。
令和8年3月卒の求人数は合計8,054で求人倍率67.1倍(学科別は56.3〜93.3倍)です。就職者は120名です。
鹿児島高専の学校生活
授業の進み方
新学科は週16コマ(1コマ90分)で、3限終了の日が4日、4限の日が1日です。3限終了なら14:30、4限終了なら16:10に終わります。
部活動
約8割の学生が運動部か文化部で活動しています。SSD、グローバルクラブ、起業クラブなどもあります。
鹿児島高専の基本情報
| 正式名称 | 鹿児島工業高等専門学校 |
|---|---|
| 設置 | 国立 |
| 所在地 | 〒899-5193 鹿児島県霧島市隼人町真孝1460-1 |
| 学科の構成 | 1学科/3類 |
| 学校コード | G146110111726 |
| 公式サイト | 鹿児島工業高等専門学校の公式サイト |
地図は学校名で開いています。住所は国土地理院のアドレスサーチで「鹿児島県霧島市隼人町真孝1460番地」として引けました。
高専と高校のちがい
高専は高校ではなく、大学や短大と同じ高等教育機関です。同じ「15歳で入る学校」でも、次のところが違います。
| 高専 | 高校 | |
|---|---|---|
| 通う年数 | 5年(商船学科は5年6か月) | 3年 |
| 呼び方 | 学生 | 生徒 |
| 専門の授業 | 1年生から始まる | 普通科は3年間ほぼ一般科目 |
| 卒業したら | 準学士。大学の3年次に編入学できる | 高校卒業。大学は1年次から |
| 大学受験 | しない(編入学試験は大学ごと) | する |
| 住む場所 | どの都道府県からでも受けられる | 公立は原則その都道府県の中 |
| 学科を変える | むずかしい(学校により転科の制度あり) | 普通科なら文理の選択で調整できる |
高専に入ったあと、進路を変えられるか
高専は5年一貫なので、途中で高校受験も大学受験もはさみません。ただし、大学に行かない学校ではありません。卒業してから大学の3年次に編入学するのがふつうの道の1つで、国立51校の本科卒業者では25%がこれにあたります(令和6年度・国立高等専門学校機構「概要(2025年度)」)。途中で進路を変える道もふさがっていません。
| やりたいこと | できるか | 条件 |
|---|---|---|
| 大学に行く(ふつうの道) | よくある | 5年で卒業して大学の3年次に編入学します。国立51校では本科卒業者の25%がこの道で、大学入学共通テストは受けません |
| 大学を受け直す | できる | 3年次を修了すると大学入学資格が付きます。高卒認定試験を受け直す必要はありません |
| 高校に移る | 制度としてある | 「編入学」として扱われます。時期と学年の決まりは都道府県と受け入れ先の高校しだいです |
| 高校卒業の資格を得る | 3年修了だけでは付かない | 大学入学資格と高等学校卒業は別ものです。高卒の資格がいるなら高校に移って卒業する必要があります |
| 2年以下でやめる | 中学卒業のまま | 3年次を修了していないと大学入学資格は付きません |
大学入学資格は文部科学省が「特別支援学校の高等部又は高等専門学校の3年次を修了した者(法第90条第1項)」として挙げています(大学入学資格について・文部科学省)。高校への編入学は、たとえば東京都では「高専又は特別支援学校高等部に在籍している者が全日制に出願する場合、第1学年の第二学期転学・編入学募集に限り出願することができる(単位が認められれば第2・第3学年の第一学期も可)」と募集要項に書かれています。定時制・通信制はもう少し幅があります(転学・編入学情報・東京都教育委員会)。都道府県ごとに決まりが違うので、移りたい先の教育委員会と、いま在学している高専の学生課に必ず確かめてください。
全国の高専は58校(国立51・公立3・私立4)です。ほかの高専は高専の一覧から探せます。