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小山高専の偏差値64・学科・倍率・制服
小山工業高等専門学校
- 偏差値
- 64
- 学科の構成
- 4学科
- 入学定員
- 200名
- 制服
- なし

小山工業高等専門学校(小山高専)は、栃木県小山市にある国立の高等専門学校です。高等専門学校は、中学校を出た人が入る5年制の学校で、高校ではなく大学や短大と同じ高等教育機関にあたります。1年生から専門の授業が始まり、5年間そのまま進むので大学受験をはさみません。卒業後はおよそ6割が就職しますが、4人に1人は大学の3年次に編入学します(令和6年度・国立高専51校)。
学科は機械工学科、電気電子創造工学科、物質工学科、建築学科の4つで、出願のときにどれかを選びます。入学定員は合わせて200名です。高校の普通科と違って、入ったあとに文系・理系を選び直す形ではありません。

小山高専で学べること(学科・コース)
小山高専には4つの学科があります。高専は入学のときに学科を選ぶので、ここが進路のいちばん大きな分かれ道になります。
| 学科 | 入学定員 |
|---|---|
| 機械工学科 | 40名 |
| 電気電子創造工学科 | 80名 |
| 物質工学科 | 40名 |
| 建築学科 | 40名 |
合計の入学定員は200名です。
小山高専の偏差値
小山高専の偏差値は64です。偏差値の分かる高専57校のなかで30番目にあたります(同じ64の高専が4校あります)。
偏差値の近い高専は次のとおりです。
| 偏差値 | 高専 |
|---|---|
| 66 | 仙台高専 宮城県・国立 |
| 66 | 八戸高専 青森県・国立 |
| 66 | 函館高専 北海道・国立 |
| 66 | 呉高専 広島県・国立 |
| 66 | 富山高専 富山県・国立 |
| 66 | 福島高専 福島県・国立 |
| 66 | 茨城高専 茨城県・国立 |
| 66 | 豊田高専 愛知県・国立 |
| 66 | 長野高専 長野県・国立 |
| 65 | 大阪公立大学高専 大阪府・公立 |
偏差値は模試各社の参考値で、公的機関の発表ではありません。実施している会社によって数値が違います。合否の判断は、学校が公表している倍率と、通っている塾・中学校の資料を優先してください。
小山高専の入試(倍率と選抜のしかた)
国立高専の入試は、推薦による選抜と学力検査による選抜の2つが柱です。学力検査は全国51校で同じ問題を使い、国語・社会・数学・理科・英語の5教科で行われます。住んでいる都道府県は関係なく、公立高校の入試より前に結果が出るので、公立高校との併願ができます。
令和8年度の入試の結果です。
| 学科 | 定員 | 推薦の合格者 | 定員から推薦合格者を引いた数 | 学力選抜の志願者 | 倍率の目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| 機械工学科 | 40 | 18 | 22 | 48 | 2.2倍 |
| 電気電子創造工学科 | 80 | 32 | 48 | 62 | 1.3倍 |
| 物質工学科 | 40 | 17 | 23 | 39 | 1.7倍 |
| 建築学科 | 40 | 16 | 24 | 38 | 1.6倍 |
| 合計 | 200 | 83 | 117 | 187 | 1.6倍 |
学力選抜の志願者には、学力選抜の受験を希望した推薦選抜の不合格者が含まれます。帰国生特別選抜は物質工学科に1名の出願がありますが、この合計には入っていません。推薦選抜のほうは令和8年度の志願者が合計162人(令和7年度は193人)で、学校は倍率を出していません。
国立高専には「最寄り地等受験制度」があり、志望する高専まで行かなくても、全国51校とその会場のどこでも学力検査を受けられます。利用するには事前の相談が要ります。
小山高専の制服
小山高専に制服はありません。
制服はありません。「学校は学びの場であることを前提に、学生は自分の好きな服装で学校生活を送っています」。物質工学科の実験は白衣、機械・電気電子創造には男女同じデザインの作業服があります。
高専は制服のある学校とない学校がはっきり分かれます。ある学校でも「3年生まで」という決め方が多く、4年生からは自由になります。
小山高専にかかるお金
国立高専の入学料と授業料は、独立行政法人国立高等専門学校機構の規則で全国どこでも同じ額に決まっています。入学料は84,600円、授業料は年額234,600円(半期ごとに117,300円)です。
| 入学料 | 84,600円 | 入学のときだけ |
|---|---|---|
| 授業料 | 234,600円 | 年額(半期117,300円) |
1年生から3年生は高等学校等就学支援金の対象で、この支援金が授業料に充てられます。4年生と5年生、専攻科は高等教育の修学支援新制度の対象になります。このほかに教科書代・教材費・学生会費などがかかり、その額は学校と学科で変わります。
この学校で公表されている金額
2021年のカレッジガイドによると、入学料84,600円と授業料(年額234,600円)のほかに、入学時の諸経費が合計およそ107,000円かかります。内訳は学生会入会金1,000円、学生会費6,000円、後援会入会金15,000円、後援会費25,200円、教科書・教材費約60,000円などです。2年目以降は学生会費と後援会費の合計31,200円が毎年かかります。
小山高専を出たあと(就職と進学)
高専を出たあとの道は、就職と進学の2つです。進学は大学の3年次への編入学か、高専に置かれた2年制の専攻科への進学で、大学入学共通テストは受けません。編入学試験は大学ごとに日程が違うので、複数の国立大学を受けられます。
| 就職と進学の割合 | 就職がおよそ6割、進学がおよそ4割 |
|---|---|
| 進学4割の内訳 | 大学への編入学が25%、高専の専攻科への進学が15%(令和6年度・本科卒業者) |
| 就職率 | 99.0%(令和6年度・本科卒業者のうち就職希望者) |
| 求人倍率 | 20倍を超える |
| 高専生のための大学 | 長岡技術科学大学・豊橋技術科学大学 |
国立高専51校をまとめた数字です(国立高等専門学校機構「概要(2025年度)」)。学校ごと・学科ごとの数字はこの下に載せています。
求人倍率は学校全体で約27倍です(令和5年度実績)
小山高専の学校生活
校則・通学
服装の規則は厳しくなく、禁止されているものも少ないです。バイク・自動車の免許を取ることができ、条件を満たせばバイク・自動車で通学もできます。
小山高専ならではのところ
関東甲信越で建築学科をもつ高専は小山高専だけです(学校の記述・2025年8月現在)。建築学科は昭和45年設置で、5学年およそ200人、うち女子が約4割です。学生は栃木・埼玉・茨城・群馬のほか東京・千葉・神奈川・静岡・新潟からも集まります。
小山高専の基本情報
| 正式名称 | 小山工業高等専門学校 |
|---|---|
| 設置 | 国立 |
| 所在地 | 〒323-0806 栃木県小山市大字中久喜771 |
| 学科の構成 | 4学科 |
| 学校コード | G109110101705 |
| 公式サイト | 小山工業高等専門学校の公式サイト |
地図は学校名で開いています。住所は国土地理院のアドレスサーチで「栃木県小山市中久喜771番地」として引けました。
高専と高校のちがい
高専は高校ではなく、大学や短大と同じ高等教育機関です。同じ「15歳で入る学校」でも、次のところが違います。
| 高専 | 高校 | |
|---|---|---|
| 通う年数 | 5年(商船学科は5年6か月) | 3年 |
| 呼び方 | 学生 | 生徒 |
| 専門の授業 | 1年生から始まる | 普通科は3年間ほぼ一般科目 |
| 卒業したら | 準学士。大学の3年次に編入学できる | 高校卒業。大学は1年次から |
| 大学受験 | しない(編入学試験は大学ごと) | する |
| 住む場所 | どの都道府県からでも受けられる | 公立は原則その都道府県の中 |
| 学科を変える | むずかしい(学校により転科の制度あり) | 普通科なら文理の選択で調整できる |
高専に入ったあと、進路を変えられるか
高専は5年一貫なので、途中で高校受験も大学受験もはさみません。ただし、大学に行かない学校ではありません。卒業してから大学の3年次に編入学するのがふつうの道の1つで、国立51校の本科卒業者では25%がこれにあたります(令和6年度・国立高等専門学校機構「概要(2025年度)」)。途中で進路を変える道もふさがっていません。
| やりたいこと | できるか | 条件 |
|---|---|---|
| 大学に行く(ふつうの道) | よくある | 5年で卒業して大学の3年次に編入学します。国立51校では本科卒業者の25%がこの道で、大学入学共通テストは受けません |
| 大学を受け直す | できる | 3年次を修了すると大学入学資格が付きます。高卒認定試験を受け直す必要はありません |
| 高校に移る | 制度としてある | 「編入学」として扱われます。時期と学年の決まりは都道府県と受け入れ先の高校しだいです |
| 高校卒業の資格を得る | 3年修了だけでは付かない | 大学入学資格と高等学校卒業は別ものです。高卒の資格がいるなら高校に移って卒業する必要があります |
| 2年以下でやめる | 中学卒業のまま | 3年次を修了していないと大学入学資格は付きません |
大学入学資格は文部科学省が「特別支援学校の高等部又は高等専門学校の3年次を修了した者(法第90条第1項)」として挙げています(大学入学資格について・文部科学省)。高校への編入学は、たとえば東京都では「高専又は特別支援学校高等部に在籍している者が全日制に出願する場合、第1学年の第二学期転学・編入学募集に限り出願することができる(単位が認められれば第2・第3学年の第一学期も可)」と募集要項に書かれています。定時制・通信制はもう少し幅があります(転学・編入学情報・東京都教育委員会)。都道府県ごとに決まりが違うので、移りたい先の教育委員会と、いま在学している高専の学生課に必ず確かめてください。
全国の高専は58校(国立51・公立3・私立4)です。ほかの高専は高専の一覧から探せます。